設計や工事など幅広く業務を請け負う工務店は、安定した経営を目指してフランチャイズに加盟するという選択ができます。ここでは、工務店がフランチャイズに加盟するメリット・デメリットについて解説します。
フランチャイズへの加盟で、全国に展開している大手メーカーの一員となることができます。大手の名前を冠することで知名度が上がったり、新たな顧客との出会いが得られたりする可能性もあるでしょう。
住宅やその他の設計・建築に関する自社オリジナルのプランを考える手間がかからず、本部が所有する商品を販売できます。
オリジナルのプランを考案する際、コストや顧客の満足度などさまざまな角度から商品をつくっていく必要がありますが、そこにはノウハウや経営に関する知識などが必要になります。フランチャイズに加盟すればそれらのハードルを超える必要がなく、販売に関するノウハウも本部のものを利用できます。
材料の仕入れについては、独自のルートを持つ工務店以外はゼロからルートの構築、交渉などを行わなければなりません。フランチャイズはあらかじめ本部と繋がりを持てるため仕入れルートができあがった状態から経営がスタートできます。
工務店がフランチャイズに加盟すると、基本的に本部の指示やルールを受けて経営を行うことになります。材料やプランの変更はもちろんのこと、営業方法や広告手法など細かい部分までブランドイメージに即した方法を守る必要があり、自社のカラーを出しにくい場合があります。
フランチャイズとしてさまざまなメリットが受けられる代わりに、加盟中はロイヤリティが発生します。利益の中から支払っていくものですが、利益が上がらなければコストとして経営を圧迫するため、注意が必要です。
フランチャイズとして加盟するにあたって必要なこと、具体的には加盟期間やルール(条件)・ロイヤリティ率・契約解除のルールを確認しましょう。
加盟元の提供する商品やプランをチェックし、自社とブランドイメージが合うかどうかをチェックしましょう。地域性や自社の顧客の求める内容に即していることも重要なポイントです。
フランチャイズへの加盟は、工務店が知名度や信頼性を獲得する方法のひとつです。集客に伸び悩んでいる場合、加盟元の認知度やブランド力を活かすことができるため、メリットが期待できる方法といえるでしょう。
一方で事前に確認すべき項目も多く、加盟決定までにはいくつか判断しなければならないポイントもあります。自社の経営に役立てられるかどうかを慎重に検討し、方向性を決定することが大切です。
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