施主のなかには、和モダンな家を建てたいと考える人がいます。そこで本記事では、和モダンな家の特徴やメリット、ハウスメーカー・工務店が需要に対応する方法について解説します。
和モダンな家とは、伝統的な和風のデザインに現代的な洋風建築の要素が融合した住宅です。和風家屋ならではの落ち着いた雰囲気とモダン建築の便利さやおしゃれさの両方を取り入れているため、和モダンなデザインの住宅を注文する施主は少なくありません。
和モダンな家の特徴は、昔から家づくりで使用されてきた天然素材です。代表的な天然素材として、珪藻土や無垢材、土壁などが挙げられます。天然素材には、部屋の温湿度を快適な状態に保つ働きがあります。
また化学成分が使用されていないことから、住む人の健康を守ってくれる点も天然素材の特徴です。現代建築に使用される人工素材に天然素材を併せることで、和モダンな空間を実現できます。
和風と洋風の要素を取り入れることでおしゃれなデザインにできる点は、和モダンな家のメリットのひとつです。天然素材を使用することで赤ちゃんも安心して暮らせるメリットもあります。
それから経年劣化を楽しめる点も、和モダンな家の魅力です。天然素材は年月が経つほどに趣が出てくるので、長く暮らしていても飽きを感じることがなく、住宅への愛着が深まります。
和モダンの家のデザインでは、色使いが重要な要素を占めます。たとえ床材に天然素材を使用しても、現代的な住宅デザインの白い壁紙を貼ってしまうと、洋風の雰囲気が強くなりすぎてしまいます。色使いによって内装空間全体の雰囲気も大きく左右されるので、施主の好みや和モダンのテイストに応じて色使いを提案ができるようにしておくことが重要です。
具体的には、和モダンな家には畳や漆喰、石材などが使用されるため、自然素材の色味をベースカラーにすることで、落ち着いた和の雰囲気を演出できます。特に茶色や白、黒、ベージュ、緑などが天然素材にマッチするので、ベースカラーにおすすめです。
自然素材のベースカラーにえんじ色などのアクセントカラーを加えると、個性的な雰囲気が出せます。アクセントカラーの好みは施主によって変わるので、ベースカラーに合うアクセントカラーの提案も重要です。
同じ空間に和洋の要素を取り入れた家を求める施主もいます。片方の個性だけが強いともう片方の良さが掻き消されてしまうため、シンプルなデザインの中に和と洋の要素を調和させましょう。施主の好みに合わせて和洋のバランスを変えて設計することも、需要を満たす上で大切です。
色使いや和洋のバランスを考慮することが、和モダンな家の需要に対応する方法です。施主と打ち合わせを重ねながら、家づくりのコンセプトを固めたうえで設計に入ることが望ましいでしょう。施主の理想に近い和モダンな家を建てられるように、引き渡し後に施工する照明器具や家具などを踏まえて内装空間をデザインしましょう。
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