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グリーンビルディングとは？

グリーンビルディングとは、建物や敷地などの環境性能が高い建物のことです。本記事では、グリーンビルディング認証の種類や、グリーンビルディングを建設するメリットなどについて解説します。

グリーンビルディング認証の種類

CASBEE（建築環境総合性能評価システム）

CASBEEは、建物や敷地を調査する制度として広く知られています。「エネルギー消費」「資源循環」「地域環境」「室内環境」の4分野から評価を行っている制度です。評価結果はCランクからSランクまで5段階に分かれています。

参照元：環境・省エネルギー計算センター公式HP（https://www.ceec.jp/column/casbee-example/）

参照元：CASBEE公式HP（https://www.ibec.or.jp/CASBEE/certification/certification.html）

Green Building Japan（LEED）

LEEDは、アメリカの非営利団体USGBCが展開している環境性能評価システムです。評価の目的に応じて、「LEED BD+C」「LEED ID+C」「LEED O+M」「LEED ND」「LEED for Cities and Communities」の5種類の認証システムを整えています。

参照元：Green Building Japan公式HP（https://www.gbj.or.jp/leed/ratingsysytems/）

DBJ Green Building認証

Green Building Japanは、環境と社会に配慮された不動産を支援することを目的に、日本政策投資銀行が立ち上げた認証制度です。グリーンビルディングの価値が不動産に反映される社会と、不動産投資環境の整備や育成を目指しています。

参照：DBJ公式HP（http://igb.jp/about.html）

BELS（建築物省エネルギー性能表示制度）

BELS（ベルス）は、住宅性能評価・表示協会が運営する省エネ性能認証制度です。BELSで省エネ性能を評価し、5段階の星マークで表します。新築の有無を問わず、すべての建物を対象として評価を行っている点が特徴です。

参照元：環境省公式HP（https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/akari/archives/20160916.html）

グリーンビルディングのメリット

企業のイメージアップにつながる

グリーンビルディングを導入することで、企業のイメージアップを狙えます。環境への取り組みが注目されている中、グリーンビルディングを導入することは環境への問題意識を持っていること、またその対策に取り組んでいることをアピールできるからです。

建設業の市場拡大を目指せる

グリーンビルディングとその認証制度は、日本だけでなく世界的にも注目されています。環境に配慮した建築物を取り扱うことで、建設業の市場拡大を目指せる点もメリットのひとつです。グリーンビルディングは建築物だけでなく太陽光発電などの再生可能エネルギーにも大きく関係しているため、建設業者はこれらの知識を高める必要があります。