エアコンやファンヒーターなどとは違い、耳障りな動作音や乾燥のない床暖房。そんな暖房設備の不具合や急な故障に備える、設備保証について見ていきましょう。
床暖房の修理の中でも大規模な修理になるおそれがある温水マットの故障や不具合。広さにもよりますが30万~80万円程度の修理費がかかるといわれています。
何らかの理由で配管が故障すると、故障している場所は目視で確認しなければならないため、小さな配管故障であっても床全体をめくる必要があります。
また、配管の修理と新しい床の張り替え工事が必要になるため、工事期間は1週間程かかることもあります。工事期間は部屋を使用できなくなるため、その部屋を使わなくていいように準備するなど生活が不便になることもあります。
温水式床暖房の修理は、定期的な点検を怠らなければほとんどの場合、大規模な修理をしなくても済みます。しかし、給湯器だけは一般的に使われている給湯器と同じで、10年程度経過したころから修理や交換が必要になります。
給湯器メーカーでは、標準的な使用条件の下で安全上支障なく使用することができる期間を設計標準使用期間として定め、期間は10年と設定していますので、これを超えて使用している給湯器などは交換が必要になることが多いようです。
給湯器の交換だけで済む場合は、工事費込みで6万円~15万円程度の費用で済むことがほとんどです。
温水式床暖房の寿命は30年程度といわれていますが、耐久試験の評価などからは実際の温水式床暖房の寿命はもっと長いのではないかといわれるほど故障しないで使い続ける事が出来る設備のようです。
しかし、必要なメンテナンスを怠ったり、重い家具が配管を傷つけたりなど、ユーザー側の不注意によるものが原因になっている場合もあります。
それでも、10年を過ぎてくると故障の確率は少しずつ上がり、その原因は不明であることも多いようで、はっきりした原因がない限り寿命と判断せざるを得ないようです。
2022年1月24日時点で「住宅設備保証」と検索した際に表示される会社のうち、下記条件に当てはまる会社をピックアップして紹介。
JBRグループ各社と協力し、ハウスメーカーや住宅事業者に限らず、商社や量販店、ネット量販店、リフォーム業者など、住宅設備に係わる多くの業界・企業に保証サービスを提供。
エンドユーザーの悩みを解決するために、サービス拡充にも積極的に対応。
対応できるプランは異なるものの、SOMPOワランティが保証対象としている各種設備メーカーの数は、実に546社。2022年2月8日調査時点
SOMPOホールディングスグループの強い経営基盤とリスク管理体制が特徴。
2009年から新築住宅向けの延長保証サービスを提供し始め、2017年11月時点で累計約3,500社※公式サイトよりの住宅事業者と提携。
事業者独自にのポイントを発行し、リフォームや備品買い替えに活用できるプランの提案など、対住宅事業者に特化したサービスを展開。
※各種保証の対象・条件は設備メーカーが設定しているメーカー保証に準じます。詳細は各保証会社に確認してください。