個性的なデザインの輸入住宅は、こだわりのある家を建てたい施主に人気です。本記事では輸入住宅の概要やハウスメーカー・工務店が輸入住宅の需要に対応する方法について解説します。
輸入住宅は、素材や設備、インテリアなどに海外の設計方法を取り入れた住宅です。外観だけ海外のデザインを真似るのではなく、海外から取り寄せた素材や海外ブランドの設備などを取り入れて、本格的な海外風の住宅空間が再現されます。
デザインや間取りに応じて、輸入住宅はさまざまなタイプに分かれています。輸入住宅のデザインは大きくアメリカ系とヨーロッパ系の2種類に分かれ、さらにニューヨークスタイル(アメリカ系)やパリスタイル(ヨーロッパ系)などの小分類もあります。
輸入住宅の間取りにも幅広いタイプ(平屋から2階建て、大邸宅まで)があるため、施主ごとのニーズに対応できます。
輸入住宅の魅力は、デザイン性の高さです。海外の個性的でおしゃれな住宅デザインは、居住者も訪問者も魅了します。
また、海外の住宅工法を取り入れることで機能性に優れた住宅を建てられる点も、輸入住宅の魅力です。例えば北欧住宅に用いられる「パネル工法」や北アメリカで主流の「ツーバイフォー工法」は耐久性・耐震性に優れ、地震や台風などの衝撃に強い住宅を設計できます。
施主から安心して設計と施工を任せてもらえるように、輸入住宅の素材や設備、デザインはもちろん、工法に関する理解を深めることが重要です。一般的に、施主は施工実績の豊富なハウスメーカー・工務店を希望するため、積極的に施工を請け負いながら実績を増やしましょう。
「輸入住宅は高い」というイメージを抱く施主もいますが、建築費用は日本の注文住宅と大差はありません。もちろんデザインや内装にこだわれば費用が高くなりますが、日本の注文住宅でも同様です。施主が予算を気にしている場合には、前向きに輸入住宅の建築に乗り出せるように、シンプルな外観をデザインしたり、部分的に国内の資材を取り入れたりして、費用を抑える方法を提案しましょう。
また、住宅建築に不安を抱く施主は、追加費用に敏感になっています。施主の不安を取り除けるように、契約内容や追加工事の費用・手続きなどを事前に説明しておくことが重要です。アフターサポートについても分かりやすく説明して、施主が納得して契約手続きを完了させてから設計や施工を開始しましょう。
輸入住宅には、海外の素材や設備などを使用するため、メンテナンスが必要になった際に海外から材料を取り寄せなくてはならない場合があります。海外からの取り寄せに時間や費用がかかると、メンテナンスがスムーズに行えません。
そこで住み始めてから施主が困らないように、輸入住宅のメリットだけではなくデメリットも事前に説明しておくことも重要です。
輸入住宅はデザイン性や機能性の高さから人気があるため、今後も需要が見込まれます。輸入住宅への理解を深め、施主が安心して設計や施工を任せられる体制を整えておきましょう。
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